カードの種類
基本・○×・選択式・穴埋め・記述・並べ替え・数値・TeX——8種類のカードの作り方と出題のされ方を説明します。
Tango Note では、覚えたい内容や試験の形式に合わせて、8種類のカードを使い分けられます。1つのデッキの中でタイプを混ぜることもでき、どのタイプで解いても復習スケジュールは共通で記録されます。
どのタイプがどんな画面になるかを一度に見たいときは、アプリのメニュー「ツール → サンプルデッキを作成…」から機能ツアーデッキを作ると、全8タイプを実際に解きながら確認できます。
基本(一問一答)
作り方:「問題」(見出し語)と「答え」(訳語)を入力するだけの、最も普通のカードです。解説欄には補足やメモを書けます。
出題のされ方:問題が表示され、頭の中で答えてから[答えを表示]を押します。思い出せたかどうかを自分で[正解][不正解]で申告します。

○×(正誤判定)
作り方:「問題文」と、その文が正しいか(○)誤っているか(×)を選んで登録します。
出題のされ方:問題文に対して[○]か[×]を押すと、自動で採点されます。正解と解説がその場で表示されます。

選択式
作り方:問題文と選択肢(2〜8個)を入力し、正解の選択肢にチェックを付けます。正解は複数でも構いません。
出題のされ方:正解が1つの問題は、選択肢を選んだ瞬間に自動採点されます。正解が複数の問題は、チェックを付けて[確定]を押すと採点されます(全部合っていて初めて正解です)。
なお、正解がいくつあるかは自動では表示されません。「2つ選べ」のように数を伝えたい場合は、問題文にそう書いてください。逆に書かなければ「該当するものをすべて選べ」形式の問題になります。

穴埋め
作り方:本文の隠したい部分を [[ ]] で囲みます。例:「水は [[H2O]] と表される」。空欄は1枚に複数作れます。
出題のされ方:空欄が「[ 1 ]」のように番号付きで隠された文が表示されます。頭の中で埋めてから[答えを表示]を押すと、正解が色付きで埋まった全文が表示されるので、[正解][不正解]を自分で申告します。条文や定義の暗記に向いています。
空欄に入力して採点することもできます:デッキ設定で「穴埋め入力モード」を有効にすると、自己申告ではなく各空欄に答えを入力して解答する方式になります。すべての空欄が一致したときに正解となります。

記述式
作り方:問題文と、正解として認める表記を登録します。正解の表記が複数あるとき(例:「709」と「七百九」)は、すべて登録できます。
出題のされ方:入力欄に答えをタイプして[答える]を押すと、自動で採点されます。全角・半角、大文字・小文字の違いは自動で吸収されます。表記ゆれで不正解と判定されてしまったときは、[実は正解]ボタンで正解として記録し直せます。
誤字を1文字まで許すこともできます:デッキ設定で「誤字許容」を有効にすると、正解と1文字違い(1文字の挿入・削除・置換)までの入力も正解として受け入れます。既定ではオフです。1文字の違いで誤答が通ってしまうため、正確な表記が求められる用語には向きません。

並べ替え
作り方:項目を正しい順番で登録します(2〜8個)。手順・年表・工程など、順序そのものを覚えたいときに使います。
出題のされ方:項目がシャッフルされて表示されるので、正しいと思う順に選んでいきます。選んだ項目は解答欄に順番に並んでいくので、いま組み立てている順序をそのまま読みながら考えられます。選び間違えたときは Backspace キーで直前の選択を取り消せます。

数値
作り方:答えの値と単位を分けて登録します。必要に応じて、どこまでのずれを正解とするか(相対許容誤差)と、何桁で答えさせるか(有効数字)も設定できます。
出題のされ方:値(と単位)を入力すると自動で採点されます。判定は 値 → 単位 → 有効数字 の順に行われ、外れた箇所が理由として表示されます(「値は合っているが桁数が違う」など)。惜しい誤りは[実は正解]で記録し直すこともできます。
単位の判定にご注意ください:単位は文字列がそのまま一致するかどうかで判定されます。意味が同じでも書き方が違えば別の答えとして扱われます(m/s と メートル毎秒 は一致しません)。単位を設定するときは、答えさせたい表記を1つに決めておくと混乱がありません。

TeX
作り方:答えを TeX の書式で登録します。編集画面には数式のプレビューが表示されるので、書きながら見た目を確認できます。
出題のされ方:TeX で答えを入力すると、その場で数式として表示されます。正解と完全に一致していれば自動で正解になります。一致しなかった場合は、正解と自分の答えが数式で並べて表示されるので、同じ意味かどうかを見て自分で[正解][不正解]を申告します。自動で不正解になることはありません。
書き方の違いをどこまで同じとみなすかは控えめに設計されています。空白の有無と \dfrac \tfrac を \frac と見なす点だけが吸収され、x^{2} と x^2 のような括弧の違いは別の書き方として扱われます(自己申告で正解にできます)。
